スペイン巡礼 フランス人の道 30代ひとり旅

【女性ひとり旅】32日間かけてスペイン巡礼フランス人の道を歩き、マドリッドで「暮らすように旅をする。」を実践。質問あれば、お気軽にどうぞ!

【7日目】スペイン巡礼〜Logrono

カミーノ・デ・サンティアゴ

2017/06/10

スペイン巡礼7日目

 

素敵な丘の村Sunsolをあとにし、今朝も早朝に出発する。Sansolから10分ほど歩くとすぐにTorresという村についた。早朝でまだカフェも空いてないけれど、とてもよさそうな村だった。こちらに泊まってもよかったかも。道中には「あ〜やっぱり次の村の方がよかった〜」ということがよくあった。でもその時は疲れてヘトヘトでもう歩けない!と思って、近くの村にステイしてしまうのだけど、翌日歩き始めるとよさそうな村が見つかることがよくあった。それも言ってたらきりがない。

 
この日は月がとても綺麗だった。たぶん、日本でも話題になっていたスーパームーンのときだったと思う。まんまるで大きくて、地球の反対側で見ても同じように見えるんだなと感心した。が、わたしが見ていた月は、早朝の月。ぼんやりと当たりが明るくなってきて、景色が移り変わる様子を眺めながらスペインの田舎道を歩くなんて、なんて素敵なんでしょ。やっぱり朝に幸せをかみしめてる。
 
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さて、本日の目的地は、道中で3つの大都市のうちの一つ、ログローニョという街。そんなに距離はないはずなんだけど、本当に辛かった。田舎道を抜けると、車道沿いの道をひたすらに歩き、特に見るものが少なくて退屈してしまうのも難点。
 
 
 
膝が痛くなったころ、だんだんと田舎道から街のにぎやかな雰囲気の通りになり、気分も高まる。大きな川を越えてついたのが今夜の宿のログローニョだった。目当ては公共のアルベルゲ。12時前には到着してしまい、13時オープンとのことで荷物をおいて、靴からサンダルに履き替えて庭の小さな足用プールに足だけ浸かってみる。つめたくて気持ちがいい。乾きにくい靴下を洗って干して、街に繰り出すことにした。街を歩いてみると、今夜がキリスト今日のお祭りだということを知った。出店がいっぱい並び、街の真ん中の広場には人がたくさん集まっている。とってもにぎやか。一度宿に戻ってチェックインすると、また街へ繰り出した。
 
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日本のお祭りとにていて、食べ物や雑貨や金物や香辛料や伝統工芸品などの出店が道に連ねていて見ているだけでも本当に楽しい。オーガニックのソープなんかを売っている店もあり、楽しい。ここはいままで行ったスペインの街の中でも特に様々な人種の人たちが暮らしているようだった。サリーを身にまとった人や、ムスリムの人なんかが香辛料を売っている出店もいくつかあった。ワインを買って、生ハムやソーセージの試食をつまみながらのんびりお散歩してみる。あ〜なんて優雅な1日なんでしょう。とっても楽しい。リオハ州はワインが有名な土地柄ということで、バルをはしごしていろんなワインを飲んでみた。まるで旅行者みたいに夜を楽しんで10時が門限のアルベルゲに帰ったのでした。
 
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優雅な気持ちでベッドに入ったところまではよかったんだけど、キリスト教のお祭りは甘くなかったみたい。よるの12時を回ると急に町中の教会が鐘を鳴らし出し、泊まっているアルベルゲの隣も教会だから地鳴りのように響く鐘がそこらじゅうで鳴って、さらには花火までもがドカドカ上がり始めた。花火をみているであろう大勢の人たちが奇声をあげて盛り上がっている。わたしたちは鍵で締められた建物から一歩もでられす、電気もつけられないので、そのうるさい中で布団、ではなく寝袋にくるまってそれが止むのを待つしかないのだ。拷問。これも修行なのか・・。ついにはその鐘の大合唱はなんと1時間以上も続いたのでした。。。
 
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