スペイン巡礼 フランス人の道 30代ひとり旅

【女性ひとり旅】32日間かけてスペイン巡礼フランス人の道を歩き、マドリッドで「暮らすように旅をする。」を実践。質問あれば、お気軽にどうぞ!

費用について【スペイン巡礼】カミーノ・デ・サンティアゴ

ズバリ、スペイン巡礼にかかる費用はいくら?

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カミーノ・デ・サンティアゴ 

番外編です 。

 

ブログにコメントや質問の多かった、費用についてお話しします。

多くの人が気になるのが、いったいいくら準備したらいいの?ということだと思います。一か月単位で海外を旅行するとなれば、務めている会社を辞めなければならない場合もあるだろうし、旅行中はもちろん旅を終えて日本に帰ってきてからの生活が不安になります。私も旅に出る前、様々なサイトやブログで事前にリサーチをしました。

 

大体どのサイトにも15~30万円くらい(宿や食事の贅沢具合で変わる)、と書かれていました。ふむ。贅沢度合いで旅費が倍になるのか、とますますいくら用意していいのかわからない状態に。

 

結局、用意したのは20万円。

そして、約一ヶ月間歩いて使ったのは、約17万円でした。

 

 

内訳はこちらです↓

 

 

飛行機代(往復)・・・6万円

現地での移動費・・・2万円

宿代(36日分)・・・3.6万円

食費(36日分)・・・4.5万円

観光・・・0.5万円

その他・・・0.5万円

==============

計:17.1万円

 

東京で暮らすよりも安価という結果に!

 

 

 

詳しく解説していきます。

 

【飛行機代】

 フライトが安価だったスペインのマドリッド経由で行きました。フランスからサンジャンピエドポーに行くルートもありますが、フランス国内の電車での移動費が高いと聞いていたのでスペイン経由にしました。サンジャンまでのバス移動は長旅でしたが、とても安くすみましたし、特にスリや危険な目には会いませんでした。

 

【宿代】

 公営のアルベルゲを中心に選んで宿泊していました。5~8ユーロくらいのところか、あとは寄付のところも多く泊まっていました。10ユーロ以上かかった宿は殆ど泊まっていませんので、こちらも費用は抑えられています。

 

【食費】

 3つの理由があり、食費は普通の人よりも抑えられています。

 まず、わたし自身がかなり少食で、フルーツやビスケットなどのお菓子を一食分として食べていたことがひとつ。

 次にスーパーがある場合はパンとハムと葉物野菜を買って、簡単ボカディージョ(サンドイッチ)を自分でよく作っていたこと。バルで買うよりも少しだけ節約できます。また大きな街のスーパーでは、日本のように1食分のサラダやお肉のお惣菜などがあるので利用していました。自炊とはいえませんが、レストランで食べるよりも少し節約できます。

 そしてもう一つ大きな理由が、キッチンで団体グループのそばにいるとかならず何かもらえたこと!(笑)自炊の難点は、食材を持ち歩けないことです。毎日宿が代わるので、せっかく冷蔵庫が設置されていても、一晩しか預けられません。しかし、大人数で行動していれば、食材を多く買い込んでも一食で消費することができます。私は特におこぼれが欲しくて側にいたわけではなかったのですが、たまたまテーブルで休んでいると団体が大鍋で何か料理を作りはじめ、そのうちに「おまえは日本人か?一緒に食べるか?」と言われ、巻き込まれるパターンが何度かありました。

こんな風に書くと、すごく節約をしてひもじいカミーノ生活だったかのように思われそうですが、わたしが最も楽しみにしていた毎朝のカフェコンレチェ(入れ立てのカフェラテ)と歩き終わったあとのビールは欠かしませんでした!それだけで大満足です。

 

【観光】

歩くこと自体が目的だったので、観光といえることは 大きな街でカテドラル(大聖堂)に入るくらいでした。巡礼者割引もあったので、利用していました。受付で巡礼者だと申し出ると特に証明書を提出しなくても割引価格で入場させてもらいました。巡礼者の格好をしていると、自動的に値引きしてもらえることろもありました。

 

 

美しい景色を見ながら歩き、人生について考え、ご褒美ビールが1ユーロで飲める!カミーノはわたしが今まで経験した中でも最もシンプルで贅沢な旅の経験でした。お金に換算してこれ以上の価値はつけられません。

 

 

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