スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【女性ひとり旅】32日間かけてスペイン巡礼フランス人の道を歩き、マドリッドで「暮らすように旅をする。」を実践。質問あれば、お気軽にどうぞ!

【スペイン巡礼まとめ】フランス人の道 32日間の記録

32日間のスペイン巡礼の旅のまとめです。

どの道も、どの村も、どの街もひとつひとつ忘れることができないほど、それぞれの思い出が詰まっています。ぜひ、いろんな方に巡礼を体験してほしいと思いました。Buen Camino!

 

【1日目】スペイン巡礼 〜Roncesvalle - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【2日目】スペイン巡礼 〜Zubiri - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【3日目】スペイン巡礼 〜Pumplona - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【4日目】スペイン巡礼 〜Puente la Reina - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【5日目】スペイン巡礼 〜Estella - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【6日目】スペイン巡礼〜Sansol - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【7日目】スペイン巡礼〜Logrono - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【8日目】スペイン巡礼〜Najera - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【9日目】スペイン巡礼〜Granon - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【10日目】スペイン巡礼 〜Villafranca - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【11日目】スペイン巡礼 〜Obanaja - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【12日目】スペイン巡礼〜Tarajados - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【13日目】スペイン巡礼 〜Castrojeriz - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【14日目】スペイン巡礼 〜Fromista - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【15日目】スペイン巡礼 〜Carrion - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【16日目】スペイン巡礼 〜Moratinos - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【17日目】スペイン巡礼 〜El Burgo Ranero - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【18日目】スペイン巡礼 〜Mansilla - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【19日目】スペイン巡礼 〜Leon - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【20日目】スペイン巡礼 〜Saint Martin - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【21日目】スペイン巡礼 〜Astorga - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【22日目】スペイン巡礼 〜Foncebadon - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【23日目】スペイン巡礼 〜Ponferrada - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【24日目】スペイン巡礼 〜Villafranca del Bierzo - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【25日目】スペイン巡礼 〜O Cebreiro - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【26日目】スペイン巡礼 〜Triacastela - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【27日目】スペイン巡礼 〜Vilei - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【28日目】スペイン巡礼 〜Portomarin - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【29日目】スペイン巡礼 〜Palas De Rei - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【30日目】スペイン巡礼 〜Arzua - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【32日目】スペイン巡礼 〜Santiago de Compostela - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【番外編1】スペイン巡礼〜Fisterra - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

【番外編2】スペイン巡礼〜Muxia - スペイン巡礼 フランス人の道 2017

 

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【暮らすように旅をする。】〜Madrid Life (4)

「暮らすように旅をする。」とは、旅行先で日常の体験をするというのが、わたしの中の定義でありテーマである。だが、日本では自堕落で出不精なわたしがここマドリッドでしていることは、もはや日本での日常とは正反対なアクティブな行動だ。

 

日本で同じような状況に陥っても、絶対にしないようなことに軽々とチャレンジしている。やはり非日常だと自分の中で壁が取り払われ、迷いがなく自分の欲求通りの行動ができるんだと思う。

 


今日もそんな日だった。

 


マドリッドエルレティロ公園をフラフラと一人で散歩していた。夜19時を過ぎていたが、辺りは全く明るい。午後15時くらいのイメージ。

 

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広大な敷地内には、森のように巨木がたくさん生えたエリアもあれば、ボートが浮かぶ大きな池もあり、人々がのんびりと寝転がれる芝生のエリアもある。とにかく広くて、ジョギングをする人、スポーツをする人、遊具では子どもたちだけでなく、大人たちが真剣に筋トレをしている。こんなにも公共の場を多くの人が自由気ままに有効活用している風景は、日本では見ない。利用に厳しい規制があったり、無駄に花壇ばかり作られたり、"公共の場"という名ばかりの公園が溢れている。

 


そんな活気ある公園の中で、一際目を惹く集団を発見。芝生でヨガをするグループだ。1組だけでなく、至る所で違うグループが集まってヨガやティラピスをしている。

 


暑さが和らいだ夕方、屋外でヨガなんて気持ち良さそう!そう思った途端、普段ならしないような行動にでた。ヨガを終えた一つのグループに声を掛けたのだ。

 


「Hola! (オラー)」と声をかけると、「Hello!(ハロー)」とかえってきた。

 


聞くと、マドリッドに住む外国人のグループらしい。みんな自分の仕事や家族の都合でこちらに来ているらしい。なんともわたしにぴったりな集まりではないか。

 


素直に、わたしもこのヨガに参加したい!と伝えると、Meet upというアプリを教えてくれた。毎日なにかしらのヨガグループが集まっているとのことで、早速アプリをダウンロードして告知を探して見る。

 


良さそうなグループを見つけ、早速主催者にコンタクトを取ると、明日も同じ公園で19時半からヨガをやるそう。初回は半額の5ユーロでOKとのことで良心的!早速申し込んでみた。

 

 

 

 


翌日、集合時刻の少し前に指定された場所に向かうとすでにヨガマットを抱えた何人かが待っていた。軽く挨拶してみると、みんな英語が話せるようだ。よかった!

 


主催者のLisa先生は、仕事をしながら、夜だけこうしてみんなを集めてヨガを教えているそうだ。引き締まった筋肉がきれいで、身体にピッタリしたヨガウェアがよく似合っている。

 

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全員で移動して、よさそうな芝生のエリアに場所を構えた。みんなはヨガマットやバスタオルを持ってきているけど、わたしは両方とも持っていないので、悩んだ結果、巡礼中に使用していた寝袋を持参した。これにはみんなも笑っていた。確かに、ヨガマットを持っている人よりも少数派かもしれない。

 

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まずは瞑想からはじめる。19時をすぎてやっと陽が傾き始めた公園で、目を閉じて静かに鼻で呼吸する。布越しに伝わる芝生の感触や、日差しの柔らかさ、公園で遊ぶ子どもたちの声もなんだか穏やかに感じる。ゆっくりと、頭の中を空っぽにしてゆく。カミーノを歩いていた頃のように。

 

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太陽礼拝をはじめアーサナを続けていくのだが、なにせ寝袋の上でポーズを決めるので、足元がツルツルと滑る。体勢を崩さないよう、いつもに増してバランスに気を使うのでだいぶ回復した筋肉が悲鳴をあげる。

 

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それにしても、不思議だ。

 


こうやってそれぞれ全く異なる国から来た人たちが、スペインのマドリッドの公園に集まってヨガをしている。最後に寝転がってサバーシャナ(死体のポーズ)をしながら、夕方の青空と鮮やかな木々の緑を見つめた。ヨガのおかげで、身体と心が上手くほぐれて、すごく心地が良い。ここでみんなが出会えたのも、何かのご縁。カミーノと同様、この瞬間に感謝をしよう。

 

幸せな気持ちにつつまれて、夕方の公園をホステルに向かって歩く。ここ、マドリッドでの暮らしを心からたのしんでいる。

 

 

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【暮らすように旅をする。】〜Madrid Life (3)

真夏のスペイン・マドリッド。この凄まじい日差しから逃れる方法はないか。いや、輝く夏のヨーロッパを楽しみつくす方法はないか。


そうだ、プールにいこう。


巡礼中は山の中や大草原を闊歩していたので、水辺には無縁だった。サンティアゴデコンポステーラからフィステーラ岬へ向かい、大西洋を目の前にした時はこの上ない感動を味わったが、当たり前だけれどその勢いで海に飛び込むことはなかった。

 

マドリッドは巡礼路よりもさらに内陸側だ。大都会で憩いのプールを探す。が、探せど探せど無いのだ。グーグルの欠陥かと疑いたくなるほど。

 

マドリッド市民に、「みんなどうやって暑さ凌いでいるの?」と聞くと、店先のノズルから随時発射されている細やかなミストを腕を広げて浴びながら" We have!! " と言われた。呆れる。

 

色んなサイトをサーチしながら、やっと見つけたのがマドリッドの市民プール。そんなに大きくは無いが、屋外の競泳用プールで一般にも解放している模様。歩いて30分くらいで行けそうなので、朝から早起きして散歩がてらに行ってみることにした。

 

朝8時に出発したのに、もうすでに日差しが痛い。街中をしばらく歩き、王宮やアテナス公園の横を通り過ぎ、ビル群を抜けると、大きな川に出た。車道脇の歩道を歩いていくのだが、こんな炎天下の中を歩く者はわたし以外誰一人としていない。

 

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方向としては、マドリッドアリーナの近くのようだ。近くのスーパーでビールとスナックを買い込み、市民プールのある学校の敷地内に入る。

 

受付を発見。朝9時というのに、すでに数人が並んでいる。入場チケットはなんと4ユーロ(520円)。本当に市民価格!

 

中に入ると最初に通過するのが男女分かれている更衣室。日本のプールと同じくロッカーやトイレやシャワーがある。がしかし、シャワーは個室タイプでなく、壁からシャワーヘッドがにょきっと出ているだけのシンプルなもの。すでに素っ裸のおばちゃんがシャワーを浴びていた。

 

更衣室を抜けると、想像もしていなかった市民プールが現れた。確かに競泳用のプールなのだが、プールサイドにはたくさんの人がシートやバスタオルを敷いて寝そべり、日光浴をしている。

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よく見ると、女性たちがビキニのブラトップを外し半裸でウロウロとしている。そう、ここはトップレスOKな市民プールなのだ。なんてフリーダムな環境なんだろう。

 

あまりにも日差しが強すぎて、芝生の日陰に陣取り、わたしもサンティアゴで買った大判ストールを広げた。ごろんと寝転がり、買ってきたビールを開ける。平日の昼間から、ヨーロッパの大都会で自堕落に過ごすわたし。最高だ!

 

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それにしても男性陣はトップレス女子たちに対しまったく気にしていない。隣にいたファミリーのパパに聞いてみると、スペインでは大して珍しい光景ではないそう。ゲイの人たちもよく来るそうで、6月のプライドシーズンは" 超Gayishプール "になるそうだ。なんてフレンドリーな街なんだろう。

 

この小さな敷地内だけで本当に多種多様な人たちがいる。こんなにも明るくて水面がキラキラと輝いて鮮やかな景色は、太陽のせいだけでもなさそうだ。多様な人たちが、自分らしく、そしてお互いの存在を受け入れ、尊重し合って暮らしている。またMadridのすばらしい魅力を一つ見つけてしまった。

 

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【暮らすように旅をする。】〜Madrid Life (2)

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スペインで髪を切るというチャレンジングなことをしてみる。「暮らすように旅をする。」をテーマに滞在したマドリッドでの二日目、ヘアサロンで髪を切ることにした。

 

スペイン巡礼前、いろいろなブログを見ながら必要なものを揃えていった。その工程は楽しく、自分自身に本当に必要なものはなんなのか、と真剣に考えるよい機会だった。そんなわたしが「これ以上不要なものはない!」と断言して揃えたグッズはこちらから。→

http://lifeiseasy.hatenadiary.com/entry/2017/07/20/183006

 

厳選に厳選を重ねた完璧なグッズを背負いスタートした巡礼だったが、スペイン巡礼二日目にして早速あるものを捨てた。

 

それが、シャンプーだった。

 

なるべくかさばる重いものは持ち歩かないようにと考えていたため、液体で重量のそこそこあるシャンプーやリンスは悩みの種だった。とあるブログに書いてあったおすすめのシャンプーが、「リンスのいらないメリット」だった。日本人なら誰でもしっている(と思われる)、リンスインシャンプー。わたしが幼いころからあったロングセラー商品(だけど、ここ数十年は買っていない)が、巡礼で役に立つなんて!

 

日本で薬局を数件廻り、小さなボトルの「メリット」を探し出した。多少髪がパサつこうと関係ない。これさえあれば、巡礼中のシャワーも快適なものになる、と疑わなかった。

 

そして巡礼初日。

シャンジャンピエドポーから死ぬ思いでピレネーの峠越えをして、早速自分のバックパックと向き合うことになった。自分の荷物は重すぎると・・・。

 

 何か捨てなければと、完璧だと思われていたカミーノグッズをカバンから全て取り出し、狭い二段ベッドに並べて考えてみた。その結果、泣く泣く選ばれたのが「リンスのいらないメリット」だった。使用したのはたったの2回。他に捨てられるものが全くなく、宿に置いていくことにしたのだ。まさに、メリットを感じる前に、「メリット」とはお別れをした。

 

シャンプーなしでこの先どうやって髪を洗っていったかというと、それは簡単。シャンプーをしない、という選択だ。正確にいうと、なんらかの化学物質を使用せずに、お湯だけで髪を洗うという選択。俗にいう、「湯シャン」。

 

ここまでシンプルになったか、と自分自信が誇らしく思えた。これぞカミーノ。最初は頭が臭くならないか心配だったが、シャワーの際に指の腹でマッサージするように丁寧に洗っていったので、巡礼中に痒みやフケに悩まされることは一切なかった。一度石鹸で髪を洗ったことがあって、その時は本当に災難だった。髪がゴワつき、自然乾燥したときに広がって大変なことになった。それ以来、湯シャン一本で一ヶ月を過ごした。

 

一ヶ月間、まさに修行僧のようにシンプルライフを過ごし、身も心もストレスフリーになったのだが、サンティアゴから都会のマドリッドに帰ってきて、なんだか修行僧の自分の姿が街から浮いているような気がして、居心地の悪さを感じた。カミーノマジックは巡礼路でないと通用しないのかな?そんなことはない、あの素晴らしい旅を思い出せば、いつでも歩いていた頃の気持ちに戻れるのだ。

 

とはいいつつも、一ヶ月間の湯シャンで酷使したわたしのロングヘアーは退色と乾燥でひどい状態になっていた。どうせならマドリッドアーバンライフを楽しみたいので、ヘアサロンに行ってみることにした。

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旅行中に髪を切るという経験は今までないけれど、今回は暮らすように旅をしているので、街のヘアサロンに行くのはこの旅の醍醐味だろう。まずはグーグルでホステルの近くのヘアサロンを検索してみた。いくつかのヘアサロンがヒットし、口コミもあった。口コミをチェックしてみると、やはり大都会なだけあって海外からマドリッドに仕事で滞在している人が多いようで、わたしと同じようにヘアサロン難民がたくさんコメントしていた。よさそうな所を見つけ、地図で距離をチェックし、サロンのホームページから予約ができるか聞いてみた。

 

15分で返事がきて、ほぼチャットのようなやり取りをして、3時間後に予約ができた。なんて便利な世の中なんでしょう。スペインにもきっと探したらホットペッパービューティーのようなサイトがあるんでしょうね。

 

ホステルから歩いてサロンまで向かう。今日もよく晴れているマドリッド。サングラスが欠かせない。大都会なんだけれど、石造りの建物も多く、ヨーロッパにいることを感じさせてくれる。

 

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サロンはゲイフレンドリーな地区にあった。6月に行われたワールドプライドの名残か、通り沿いのお店にはたくさんのレインボーフラッグが掲げられている。

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出迎えてくれたのは、アジア人の女性。英語で接客してくれる。サロン台に通され、どんな髪型にしたいのか、どんな色にするのか。詳しく聞いてくれた。面白いのが、最初にケーキとお茶を出してくれるのだ。これはなかなか日本にはないサービス。とても可愛らしい女性だったので、どこからきているのか聞いてみると、彼女は香港出身で、旦那さんがイギリス人なんだとか。留学先のイギリスで旦那様と出会い、結婚してから旦那様のお仕事の都合でスペインにやってきたんだそう。なんともグローバルな人生。軽やかに生きている姿が、とても素敵だった。

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しばらくすると、ブロンドで強面な感じのスペイン人の女性がやってきて、どうやらこの人が実際にカラーリングをしてくれるようだ。彼女は英語が喋れないので、受付の女性がスペイン語を英語に翻訳してくれる。

 

本当は毛先だけブリーチしたかったんだけれど、カラーリストの女性が15時に帰るので時間がなくて無理、と言われ(笑)、結局普通にカラーリングすることになった。美容師さんの都合がお客さんのオーダーより優先されるところが、労働者の権利が守られている欧州らしい。郷に従うことにした。

 

カラーリングが始まると、まずカラー剤が服につかないよう、ゴミ袋みたいな赤いビニールのケープをかけてくれる。自分の滑稽な姿に笑えてきた。カラーの工程はほぼ日本と一緒だった。カラー剤を塗る時の髪のブロッキングが日本でやるよりも細く丁寧な気がした。彼女は日本語はもちろん英語も喋れないので、コミュニケーションは不可。ただ黙ってたんたんと仕事をしてくれる。

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カラーの待ち時間が終わり、シャンプーをしてくれたのだが、ん・・・?ぬるい・・・、お湯がぬるいのだ。いや、もはや冷たい。言いたいけど、スペイン語がわからず、黙って耐えた。雑に髪をタオルドライしたあと、ブローもお願いした。コームとドライヤーを使い、丁寧にブローしてくれる。大げさにいうと、80年代のトレンディドラマ女優のような。優雅に風に吹かれる前髪に仕上げてくた。彼女も自分の仕事に満足そうだ。

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お支払いはカードで、70ユーロ。日本と同じくらいの金額かな。はじめてのスペインでの美容院体験は、金額もカラーのクオリティも満足いくものだった。「暮らすように旅をする。」をテーマにしたマドリッド生活でまた一つ、日常の体験ができた。

 

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【暮らすように旅をする。】〜Madrid Life(1)

「暮らすように旅をする。」それは長年体験してみたいことの一つだった。通常の旅行はどうしても短期間に様々な予定を詰め込みすぎてしまう。有名な観光地に、美術館めぐり、人気のレストランはマストだし、加えてせっかく予約したホテルも満喫し尽くしたい。全部をクリアしようとしたら、サラリーマンに与えられた1週間程度の休暇では足りるはずがない。今回はそんなしがらみを捨てて、思い切って会社を辞めて、ストレスフリーでスペインにきた。巡礼を終えた今、次にトライするのはこれしかない。「暮らすように旅をする。」のだ。

 
スペインの西の果て、Muxiaからバスでサンティアゴコンポステーラに戻り、夜行の長距離バスに乗り換え10時間以上かけてMadridに戻ってきた。ちなみに7月初めは巡礼のオンシーズンだっため、サンティアゴコンポステーラからマドリッドへのバスは前日時点でほぼ満席の状態だった。わたしはギリギリ窓口でチケットが買えた。窓口で巡礼証明書を見せると、巡礼者割引が使え、バスの料金は半額になる。800kmを歩ききったご褒美だ。
 
巡礼後3日程度はゆっくり眠り疲れは取れつつあったといっても、ほぼフラットシートの10時間座りっぱなしは流石にきつかった。翌朝7時頃にマドリッドに着く頃は、寝不足と腰痛でぐったりとしていた。ここは、一ヶ月前にフランスとの国境の町サンジャンピエドポーに向かって出発したバスターミナルだ。一ヶ月たち、わたしは何か変わっただろうか。だだっ広いバスターミナルの廊下の大きな窓から差し込む、ギラギラとした朝日がまぶしかった。
 
当たり前だがマドリッドは都会だった。ターミナルの窓から見える景色は、巡礼中に歩いていたスペインのド田舎とは全く違っていて、目の前を歩く人もどこか生き急ぎ、慌しかった。が、そろそろ刺激が欲しくなっていた私には、そんな慌ただしさにすでにワクワクしていた。
 
さて、どうしようか。こんな早朝に街へ出てもお店もやっていないし、ホテルにも宿にもチェックインできない。ターミナルのベンチでコーヒーを飲みながら、今日の予定をたてる。何時にどこへいき、何かをしなきゃ時間がもったいないってことは全く心配しなくてもいいのだ。この街はしばらく、”私が暮らす街”になるのだから。
 
8時半過ぎ、やっとベンチから腰を上げ、地下鉄に乗り込む。向かったのは、Atocha駅だ。そう、マドリッドの三大美術館の一つ、プラド美術館に向かうことにした。
 
Atocha駅は複数の路線が乗り入れる、大きな駅だった。観光客も多く利用するが、繁華街も近いので市民も多く利用するような賑やかな駅だった。地下鉄から地上に出ると、交通量も多く、大きな交差点にはデカデカとマックもあり、The都会のド真ん中、という印象。交差点の先には大きな公園の緑が見え、直感で美術館のある方向であることがわかった。
 
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公園を囲む黒い鉄柵が高くそびえ立ち、荘厳な感じがした。柵に沿って進むと、ものすごく丁寧に手入れされた緑の公園が現れた。広い歩道に、背の高い街路樹が整備され、宮殿の庭を歩いているようだ。すぐに見えてきた石づくりの大きな建物が、プラド美術館だった。
 
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情報によると土日は早朝から長蛇の列で相当混んでいるそうだが、今日は平日で、そして美術館のオープン時間直後だった。それでも入り口には数十人がチケットを買うために並んでいた。チケットを買い、無料のロッカーにバックパックを預け、広い広い美術館のエントランスをくぐった。
 
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最初の部屋から、ビル2階ほどの高さがありそうな巨大なサイズの絵画が飾られている。そのスケールに圧倒される。ちなみに、わたしはアートに全く詳しくなく、日本では数年に1度位程度しか美術館には通わない。そんな知識のない私も今回の滞在を機に、いろいろなアートに触れてみることにした。
 
実に様々な年代、アーティスト、ジャンルの作品があった。広すぎて、どの部屋を見たのか、見きれていないのか、見失ってしまうほど。それでもその絵に対して、自分が何を思うのか、どう感じるのかに集中して、一つ一つ見ていった。わたしが感じ、自分で驚いたことの一つに、昔のヨーロッパの風景と人物を描いた絵に関して、あまりにも身近に感じだことだった。巡礼中はスペインの田舎町をひたすらに歩き、おそらく数百年前からちっとも変わっていないであろう自然の風景を幾度も見てきた。さらに巡礼宿では多くのヨーロッパ人と暮らし、その顔や素肌を身近で見てきた。それだからか、絵の中に広がる景色や、ヨーロッパ人の表情や皮膚の感じがあまりにもリアルに思えてしまうのだ。さらに、こんな景色みたかもしれないと思うものもたくさんあった。おそらくスペインだけじゃなくて、フランスやイタリアの作品もあっただろうけど、山や土壌や植物の感じはそう変わらないからか、「こんなところ歩いたような・・・」と思える瞬間がたくさんあり、絵のかなり細かい部分まで集中してみることができたと思う。巡礼がアート鑑賞にこんなに影響するのが、可笑しかったし、こうやって自分の感性を変えてくれた巡礼に感謝した。
 
プラド美術館を2時間半以上かけてゆっくりと見てから、宿に向かった。今回滞在中お世話になるのは、巡礼中と同じくたくさんの人と相部屋を共有するタイプのユースホステルだ。神経質な人には理解できないかもしれないが、こんな生活にももう慣れたものだ。ここは美術館からも近く、繁華街へも歩いていけるので非常に便利な場所だった。細長いビル一本が全てユースホステルになっており、リビングにキッチン、ランドリールーム、そして中庭もあった。この四方を壁に囲まれた中庭が心地よくて、よく夕方はビールを飲みながらのんびりと過ごした。就寝室も淡い薄紫の壁に、白いきれいなベッドで(今回は布団もあるから寝袋は不要!)、マドリッドの暑さから解放してくれる空調も整っていてかなり快適な空間だった。
 
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しばらくの間わたしの暮らしの拠点となるここはまずまず。楽しいマドリッドライフが始まる予感がした。
 

費用!【スペイン巡礼】カミーノ・デ・サンティアゴ

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カミーノ・デ・サンティアゴ 

番外編です 。

 

ブログにコメントや質問の多かった、費用について書きます。

費用については、様々なサイトやブログで事前にリサーチしました。一体いくら用意したらいいのか。

 

すると、大体どのサイトにも15~30万円くらい(宿や食事の贅沢具合で変わる)、と書かれていました。ふむ。贅沢度合いで旅費が倍になるのか、とますますいくら用意していいのかわからなくなりました。(笑)

 

結局、用意したのは20万円。

そして、約一ヶ月間歩いて使ったのは、約17万円でした。

 

 

内訳はこちらです↓

 

 

飛行機代(往復)・・・6万円

現地での移動費・・・2万円

宿代(36日分)・・・3.6万円

食費(36日分)・・・4.5万円

観光・・・0.5万円

その他・・・0.5万円

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計:17.1万円

 

東京で暮らすよりも安価という結果に!

 

 

 

詳しく解説していきます。

 

【飛行機代】

 たまたま(?)フライトが安価だったスペインのマドリッド経由で行きました。フランスからサンジャンピエドポーに行くルートもありますが、フランス国内の電車での移動費が高いと聞いていたのでスペイン経由にしました。サンジャンまでのバス移動は長旅でしたが、とても安くすみましたし、特にスリや危険な目には会いませんでした。

 

【宿代】

 公営のアルベルゲを中心に選んで宿泊していました。5~8ユーロくらいのところか、あとは寄付のところも多く泊まっていました。10ユーロ以上かかった宿は殆ど泊まっていませんので、こちらも費用は抑えられています。

 

【食費】

 これもいくつか理由があってこれくらいの費用に抑えられています。

 まず、わたし自身がかなり少食な方で、フルーツやビスケットなどのお菓子を一食分として食べていたことがひとつ。

 次にスーパーがあるときはパンとハムと葉物野菜を買って、簡単ボカディージョ(サンドイッチ)が定番でした。他にも大きな街のスーパーでは、日本のように1食分のサラダやお肉のお惣菜などがあるので助かりました。

 そしてもう一つ大きな理由が、キッチンで団体グループのそばにいるとかならず何かもらえたこと!(笑)特におこぼれが欲しくて側にいたわけではなかったけど、たまたまテーブルで休んでいると団体が大鍋で何か料理を作りはじめ、そのうちに「おまえは日本人か?一緒に食べるか?」と言われ、巻き込まれるパターンが多かった。なので、ペリグリノメニューは2、3回しか食べていません。

わたしが最も楽しみにしていた毎朝のカフェコンレチェ(入れ立てのカフェラテ)と歩き終わったあとのビールは欠かしませんでした!それだけで満足!

 

【観光】

歩くこと自体が目的だったので、観光といえることは 大きな街でカテドラルに入るくらいでした。巡礼者割引もあったので、利用していました。巡礼者の格好をしていると、自動的に値引きしてもらえてましたね。

 

 

美しい景色を見ながら歩き、人生について考え、ご褒美ビールが1ユーロで飲める!カミーノはわたしが今まで経験した中でも最もシンプルで贅沢な旅の経験でした。お金に換算してこれ以上の価値はつけられません。

 

 

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【番外編2】スペイン巡礼〜Muxia

朝、寝坊しようとしたのに、結局早起きしてしまうのは、32日間4時起きした癖が抜けないからかな。ここは巡礼の終着地点、フィステーラ岬だ。先を急ぐものはいない。

 
1階へ降りていくと、何人かが朝食をとっていた。朝食は寄付制で、トーストやフルーツ、コーヒーなどが置いてある。みんなどことなくゆったりと、ゆっくりと頂いている。今朝は少し曇り空で肌寒い。ストールを羽織って、散歩に出てみる。山の中腹にあるこの宿の周りは坂道に民家が点在している。宿のダイニングに飾られた大きな地図を見る限り、丘を越えるとビーチがあるようだ。いってみよう。
 
まるで夏休みに訪れた孤島のように、海岸に続く道には誰も歩いていなくて、まだ海は見えないのに潮風を感じる。時間が静かにゆったりと流れていて、まだ巡礼の余韻から冷めない心と疲れた身体にこの静けさが染み渡った。
 
丘を登り、下っていくと、目の前にビーチと海が現れた。整備された長いボードウォークもあり砂浜は歩きやすく、砂地に咲いた乾いた植物や花がきれいだった。真っ青な海からは絶え間なく荒々しい波が打ち付け、ビーチには誰一人いなかった。本当に静かなビーチだ。砂浜に腰を下ろして、しばらく海を眺めていた。
 
寂しいビーチが好き。今まで訪れた数々のビーチの中でもここは格別だった。「世界はわたしだけのもの。」巡礼中に幾度となく味わった、わたしだけの世界がここフィステーラにもあった。視界に入る景色の中に人間はわたしたった一人、あとは自然だけ。日本にいたらなかなか作り出すことができない瞬間だからこそ、大切に味わいたい 瞬間だった。
 
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しばらくぼーっと海を眺めていると、大きなハスキーが走ってきた。その後ろに若い男性が続いてあるいてきた。ランニング途中なのか、スポーツウェアを羽織り、耳にイアホンがみえた。男性と犬は、わたしの存在に気付いたか否か、そのままビーチへと歩いていった。二人の姿が小さくなるにつれて、霞んでみえた。強い潮風のせいか。こんな静かなビーチを毎日ランニングコースとして走れるのかと思うと、羨ましかった。
 
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バスの時間が迫っていたので、ビーチをあとにした。1日滞在しただけなのに、とても愛着が湧いてしまったアルベルゲにもお別れを言い、最初に降り立ったバス停に向かった。山を降りていくと、そこには昨日降り立った観光地のフィステーラの町があった。巡礼者や観光客がバスを待っていて、混雑していた。現実に引き戻される。こんなにも雰囲気が違う場所が同じ地域にあるのが不思議だった。
 
時間通りにバスに乗り込み、今日はMuxia(ムシア)に向かう。ムシアは海沿いの小さな町で、行ってみたい町の一つだった。この辺りの海岸は入り組んでいて、バスはその海岸沿いを地形に沿って進む。40分ほどでムシアの町についた。
 
ついたバス停は、また海沿いの小さなレストランが並ぶこれまた小さなマリーナにあった。小雨が降っていて、薄暗かったせいか、とても寂しい港町にみえた。まずは予約していた宿を目指す。ここも少し高台にあり、美しい夕日が見られると有名な場所だった。こんな天気じゃ、今夜は夕日は諦めるしかなさそうだ。
 
住宅街にある宿に到着したのはまだお昼を過ぎたころだった。少し早いがチェックインできるか聞いてみると、管理人はまだ掃除中だった。「まだ少しかかるけど・・」と掃除の手を止めて、受付に対応してくれた。温かみのある木製のキッチンと、まるで住み慣れた実家の様な感覚に陥るふかふかのソファーがあるリビング、そして寝室の壁はきれいな鮮やかな水色に塗られ、真新しい白い二段ベッドが数台並んでいた。こんな洋風な家には住んだことはないが、まるで家に帰ってきたような落ち着く空間だった。一瞬にしてこの宿のファンになってしまった。こんな宿をわたしも運営してみたい、そんな夢が広がる素敵な場所だった。
 
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バルコニーに出ると、目の前には黒い海が広がっていた。湿った潮風が顔に当たり、海の匂いをいっぱいに吸い込んだ。晴れていればきっと素晴らしい景色だっただろうけど、この黒く寂しい海は嫌いではなかった。カモメの鳴き声が、寂しさを増幅させた。
 
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雨がやんだので、散歩に出かけることにした。時間はたっぷりとある。が、宿で地図をみる限り、この半島は1時間程度で回れてしまいそうだった。海沿いを歩いていくと、巡礼のシンボル、ホタテマークのある石碑があった。山を越え、丘を越え、内陸部をひたすらと進むフランス人の道を歩いてきたので、この石碑が海沿いに立っているのは不思議な感じがした。
 
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堤防にはリアルな脱ぎっぱなしのコンバースを模したオブジェが。文字通り、脱ぎ捨てられているが、素材は硬いコンクリートのようだった。ビーチはなく、ゴツゴツとした黒い岩の磯が続く。岬の先に出ると、また石の大きなオブジェがあり、その先に教会もあった。天気が悪いので、どの景色を切り取っても暗く、寂しい印象だった。
 
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教会の裏の丘に登っていみる。頂上には大きな十字架があり、その先からムシアの町を見渡すことができた。オレンジ色の屋根が並ぶ、小さな小さな町だった。

 

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ヨーロッパのはしっこの、絵本に出てくるみたいに小さな港町の、小さな丘の上に立って、曇天を仰ぐ。ついに、行くところがなくなってしまった。今夜ムシアでの一晩を過ごしたら、明日行くべき場所がもうない。完全に、この旅が終わりを迎える。ずいぶんと遠くまできてしまったけど、ここからまた新しい旅に向かって準備を進めよう。

 

 

 

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